C.テスト結果
  1.衝撃方向 水平
  耐衝撃型スプリンクラーヘッド レバー式ヘッド
衝 撃 前
衝  撃
衝 撃 後
分解せず
感熱板が激しく変形

完全に分解
最高止水圧力
13MPa
低下せず
測定不可



  2.衝撃方向 垂直
  耐衝撃型スプリンクラーヘッド レバー式ヘッド
衝 撃 前
衝  撃
衝 撃 後
分解せず
感熱板がつぶれた状態で変形

完全に分解
最高止水圧力
13MPa
低下せず
測定不可



  3.衝撃方向 45°
  耐衝撃型スプリンクラーヘッド レバー式ヘッド
衝 撃 前
衝  撃
衝 撃 後
分解せず
感熱板が激しく変形

完全に分解
最高止水圧力
13MPa
低下せず
測定不可



4.考察
 上表の結果より、あらゆる角度からの衝撃に対し、アイエス製耐衝撃型スプリンクラーヘッドは感熱板の変形は見られるものの試験後の止水圧力性能に変化は無く、従来型レバー式ヘッドに比べ耐衝撃性に優れ極めて安全性の高いヘッドである事が実証されました。(但し、現場において感熱板の変形したヘッドの取り付け・放置は不可。)
 元来、スプリンクラーヘッドは衝撃に弱く、それに起因する水損事故が発生しているのが現実であり、それはスプリンクラーヘッドが抱える非常に大きな問題とされてきました。当社製の耐衝撃型ヘッドはその問題を完全に解決したヘッドであり、軽微な衝撃によって水損事故に至る事のない非常に安全なスプリンクラーヘッドであると言えます。

(注記)この実験は耐衝撃型ヘッドとレバー式ヘッドとの相対的な耐衝撃性能の比較実験であり、ある特定の条件を想定した物ではありません。