輸送中や施工中にヘッドを落としてしまったり、設置後ヘッドに何か物をぶつけてしまったりすると、ヘッドに衝撃が加わります。それが例えわずかな衝撃であっても、従来のヘッドでは内部構造がダメージを受け、誤作動放水や水漏れ等の故障の原因となります。また誤作動放水や水漏れはヘッドに衝撃が加わった直後に発生する物もあれば、衝撃が加わった後、長い年月が経ってから火災でもないのに突然に誤作動放水する物、あるいは突然に水漏れが発生する物もあります。また加わった衝撃によってヘッド自体に変形や傷等の明らかな痕跡が残らない場合には、やっかいな事に外観から正常品と異常品の見分けは全くつきません。そのため施工を行う場合は知らずに取り付けられる、また設置後に分からずに放置される場合があり、従来型のヘッドでは、このようなヘッドに加わった衝撃が、突然の誤作動放水や水漏れの原因となっていました。そのため今までの従来型ヘッドでは
スプリンクラーヘッドとは、衝撃に弱い事が当然である。 |
とされて来ました。 |